20150907

9/1に池袋サンシャイン劇場で行われた「LILIUM感謝祭」を見てきました。とても面白かったです。僕は飯窪さんファンなのですが、「LILIUM」という作品のファンでもあったので、チケットを取っていて正解でした。短編劇あり、トークあり、歌ありと盛りだくさんの2時間で、LILIUMの世界をとても堪能出来ました。3日ほどリコリスのことで頭がいっぱいで、繭期を卒業するどころか、引きずってしまいました。

第一部 永遠の繭期の情景「LILIUM新作短編演劇~二輪咲き」

リコリスという少女を軸に、「LILIUM」の前日譚を描いた物語。

舞台から2年以上遠ざかっていた飯窪さんが、リコリスという重要な役であることは、以前からリークされていました。まぁ、「LILIUM」に出演していなかったメンバーの中からリコリス役を選ぶとすれば、贔屓目を抜きにしても飯窪さんが妥当かなと思います。

「TRUMP」シリーズの得意とする叙述トリックの要素が、脚本や演出にたっぷり盛り込まれています。飯窪さんのブログ「リコリス 飯窪春菜」で本人もネタばらししていましたが、リコリスは小田が演じるシルベチカの多重人格の1人で、シルベチカにしか見えていません。

その性質上、リコリスは他の登場人物との会話は出来ないわけです。その事が序盤で観客に見破られるような演技ではダメなわけで、演技による視線誘導や台詞の間の取り方など、思った以上&見た目以上に難しそうな役だなと思いました。最初は当て書きかなと思うようなキャラクターでしたが、最後には裏の顔を見せ始めるリコリス。最後にはラブシーンまで演じて、ヤングタウンの「癒せません」のコーナーでさんま師匠に鍛えられた成果が多少出てたんじゃないかなと思います。

ストーリー自体は「LILIUM」でのシルベチカとキャメリアの関係を覆しかねない内容となっていて、「LILIUM」で抱いていたいくつかの謎が解決した一方で、更に謎が広がってしまいました。一日も早い「LYCOLIS」の公演が待たれます。そして出来れば飯窪さんが卒業する前に。

第二部 永遠の繭期の記憶「LILIUMトークショー」

’15の選抜メンバーとアンジュルムが「LILIUM」を通して本当に仲良くなったのがよく分かりました。特に石田、鈴木、竹内、勝田の4バカの打ち解け具合は、見てるこちらが笑顔になってしまいました。

参加者は当時の裏側のエピソードなどを話してくれましたが、アンジュルム達がやっていた「庭師ツアー」は面白かったですね。「LILIUM」のDVDをお持ちの方は一度御覧ください。

あと、田村がやった福田がセットから落ちそうになった時のモノマネや、鈴木と工藤と石田がやっていた「TRUE OF VAMP」のモノマネも面白かったです。DVD観てみるとそこまでオーバーな演技してないんですけどねw

トークショーには演者全員は参加していなくて、少なくとも飯窪さんは(抽選ボックスを運んできた後は)ステージ上にはいませんでした。トークショーの内容は当日の短編劇についてではなく、「LILIUM」当時の話に終始していたので、本編に出演していなかった生田や’15とアンジュルムの新メンバー(佐々木除く)は、ちょっとかわいそうだったかなと思いました。

本編の名場面を抽選で決定したキャストをシャッフルしての朗読劇コーナーも終始グダグダで面白かったです。1組目はリリー役に福田、ファルス役に竹内。福田はそれなりに演じようとしているのに竹内の棒演技は酷かったですw

2組目はリリー役に中西、チェリー役に鞘師、キャメリア役に石田。そのシーンにいた3人だけあって細かな演出を覚えていて、それを再現する面白さがありました。特にチェリーを演じる鞘師のオーバー演技が笑いを誘ってました。ただ、キャメリアにフライングチョップするための位置につくタイミングが早かったですけどね。

第三部 永遠の繭期の旋律「LILIUM劇中歌ライブ」

ハンドマイクで寸劇を入れながらのライブで、演者たちはやりにくそうでしたが、もう2度と生では聞けないと思っていた歌を聞けたのでとても良かったです。

特に「TRUE OF VAMP」「葬送終曲「聖痕《スティグマ》」「もう泣かないと決めた」を聞けたのは良かったです。福田が卒業する前にやってくれて良かった。サントラは公演の前に収録しているので、末満氏の演出もついていませんし、脚本の理解度も低くて、歌に込めるものが違いますしね。

やっぱり舞台を見る時、ヲタTを着ないのね

以前、当ブログの「なぜ舞台を見る時、ヲタTを着ないのか」でも触れましたが、9/1のサンシャイン劇場のヲタT率は3%を切っていたのではないでしょうか。僕は飯窪さんの「GRADATION」ソロTシャツを着て観劇しましたが、同じようにヲタTを着ている人は見渡した限りでは両手で数えられる程度でした。平日なので、仕事帰りに駆けつけて着替える時間がなかったりという方もいるかと思いますが、結局のところ舞台はライブと違って、観客が「ユニフォーム」に着替えて「スイッチ」を入れ替える必要がないという事なのかなと思います。