事の始まりは今年の4月に遡ります。

僕はこう見えて(どう見えて?)AKBや欅坂などハロプロ以外のアイドルにはとんと疎い、アイドルヲタ歴30年、ハロヲタ歴20年のハロヲタで、昨年までは12/16にモーニング娘。’18を卒業した飯窪春菜さん一推しでした。(その前は道重さゆみさん推しでした)モーニング娘。のコンサートツアーを毎回見に行ったり、飯窪春菜さんのバスツアーに一人で参加する程度には楽しくヲタクしてました。

僕の中ではハロプロを卒業した推しメンは「殿堂入り」となるマイルールを採用していてw、殿堂入りメンバーは普段は緩く推すスタイルとなります。これまでの殿堂入りメンバーは加護亜依、藤本美貴、道重さゆみ、飯窪春菜です。

2019年からは自動的にそれまで二推しだったつばきファクトリーの小片リサさんが一推しとなりました。僕はもともと器用なヲタクではないので、一推しは必ず一人だけで、二推し以降はコンサートでペンライトを振って応援はするけれど、握手会やチェキ会などの個別イベントには行きませんでした。

ところが2019年に入り、それまでのタガが外れたように二推しの横やん(横山玲奈)も可愛いし、アンジュルムのかわむー(川村文乃)も可愛いし、誕生日が同じ橋迫鈴ちゃんも気になるというような状態で、2018年のヲタ費(アイドルに出費した金額)の50%を、3ヶ月で消費してしまうペースで手広くヲタ活をしていました。

澪田ゆい(みーちゃん)編

そんな春先の4/12、ツイッターのタイムラインに友人がRTした超絶可愛い女の子の写真が全てを変えました。

それが現在の推しの1人である澪田ゆい(みーちゃん)でした。もうこの子が超絶かわいいんです。

当時はごちゃすとというアイドルグループのメンバーで、現在はグループを卒業して、G-STAR.PROという純烈さんもいる事務所でモデルの卵として頑張っています。みーちゃんはごちゃすと卒業間近で、SNSを活用して、広報活動を頑張っていて、僕のタイムラインに流れてきたのは、そんな投稿の1つでした。

結局、みーちゃんのごちゃすと卒業ライブは見に行けなかったのですが、ツイートをRTすると彼女が直筆で名前を書いてくれるというので、せっかくだからとRTしてみました。今思えば、これが地下アイドル沼?へ片足を突っ込んだ瞬間でした。それからはみーちゃんのツイ垢やインスタをフォローし、ミクチャの配信を覗きに行くようになりました。

その配信の中で、歌舞伎町のバーで一日店長をすると聴いて、思わず「行きます!」と言ってました。当日、歌舞伎町の奥の雑居ビルの二階にあるお店を開店時間から訪ねました。スマホの画面の向こうにいたみーちゃんが迎えてくれました。

お店はカウンター席5席程度とテーブル席6席ほどのお店でみーちゃんは注文をとったり、お酒を運んだりとお店の中を行ったり来たり。僕はボックス席の隅に座っていましたが、ビールを持ってみーちゃんが来てくれた際に、名前を聞いてくれたので、名乗るとすぐに気がついてくれて、「来るとは思ってなかった!」と驚いた顔してたのを今でも覚えています。

その日は結局2時間ほどお店にいたのですが、とても楽しかったです。特にチェキを賭けてやったみーちゃんとのあっち向いてホイは1分くらい勝負が決まらず、今考えると至高の時間でしたw

その後もみーちゃんの配信にちょくちょく覗いていると、アイドルを卒業したはずのみーちゃんが、7/15にアイドルのライブに出演するという話を聴きました。みーちゃんが所属していたSoulMate(ごちゃすとの前身)が1日限りの復活をするということで、一度は歌って踊るみーちゃんが見てみたいと思い、いわゆる地下アイドルのライブを初めて観に行くことにしました。

地下アイドル初体験編

会場は目黒鹿鳴館という、本当に地下にあるライブハウスで、受付で事前のWEB予約の名前を伝えて、ドリンク代を払って入場しました。

当時はよく分かっていませんでしたが、後に箱推しになるKING∞RAGEというアイドルグループの定期公演にゲストとしての出演でした。ライブハウスのフロアにはハロプロ現場に比べると圧倒的に若いファンが多く、ただし女性ファンはほとんどいませんでした。

ライブはOA.に続いて、この日の主催であるKING∞RAGEさんが登場。アイドルなのにバリバリのロックで、小柄な女の子がデスボイスで歌うので驚きましたし、何よりフロアで縦横無尽に動き回るヲタに度肝を抜かれました。普段、座席指定のモーニング娘。やライブハウスでも、ほぼ身動きの取れない状態からは考えられません。

ファンが3人1組で騎馬戦のように一人を持ち上げてステージに突進(リフト)するし、急に皆揃ってステップ(ツーステップ)を踊り始めるし、フロアに円陣作って中央で数名が手足振り回して(ハーコーモッシュ)暴れるわで、ファイトクラブでも始まったのかとちょっと引いてましたw

何より一番驚いたのはMIXでした。噂には聞いてましたが、まるでBASTERDのダーク・シュナイダーが呪文を唱えるかのように意味不明なワードを叫んでいて、強烈なカルチャーショックを受けました。結果、ライブハウスの端で邪魔にならないように一歩も動けずにステージを腕組みして黙って見てましたw

一方でステージ上のパフォーマンスを見るのはとても楽しかったですし、ただぼーっと観ていたわけではなく、後に推しとなるKING∞RAGEの赤担当のアリスは可愛くて歌も上手いなと思って見てました。

その日はKING∞RAGEさんとごちゃすとさんとの対バン形式で、2組が数曲ごとに交互にステージに現れました。そのごちゃすとの中で一番目立っていた女の子が、後に推しの一人となるちーりんでした。

ちーりんはごちゃすとの赤色担当で歌割りも多く、客の煽りやMCなどを担当するなどリーダー的なポジションの子でした。丸顔で色白で手足がすらっと長くて、もろに好きなタイプでした。その時は名前が分からなかったので、赤担当の子として覚えていました。

そして、ライブの最後にその日のお目当てだったSoulMateが登場します。1曲目は結成時のオリジナルメンバー3名(KING∞RAGEのアリスとマリモ、ごちゃすとのちーりん)のみで、2曲目でみーちゃんが登場。

後で聞いたところによると、みーちゃんは前回の酒桂田での僕を覚えてくれていて、ステージの上から目線を送ってくれたそうですが、相変わらずステージの端で地蔵のようになっていた僕は、ハロプロでステージ上からレスをもらうなんて経験がないこともあって、全く気がついていませんでした。惜しいことしましたw

当日のKING∞RAGEの公式アカウントのツイートがこちら。

ライブ終了後、物販と呼ばれるものが始まります。主にメンバーとチェキを撮れる時間です。

チェキを撮るまでの大まかな流れとしては

  1. 物販列に並び、目当てのメンバーの名前をスタッフに告げてチェキ券(だいたい1000円〜1500円。)を購入。
  2. チェキ券を持ってチェキ列最後尾に並ぶ(メンバー別の列が出来る場合あり)
  3. チェキの順番が来たらチェキ券を撮影するスタッフさんかメンバーに渡してチェキを撮ります。
  4. 撮影するとサイン付きチェキの場合はメンバーがサインを書いてくれるので、その間にトーク(約1分間)。

チェキの流れはだいたいどこの現場もこんな感じです。物販でチェキ券を購入することなく、撮影スタッフに直接現金を渡して撮影する流れの現場(鶯籠とか)もあるので、そこはスタッフに確認するか、周囲をよく観察してみてください。

この日はまず、みーちゃんとチェキを1枚撮影しました。ライブハウスの端で地蔵してたことを指摘されて少し恥ずかしかったですw

その後、KING∞RAGEの物販列で「チェキ券1枚」と伝えるとスタッフさんに「どの子ですか?」と聴かれました。その時はまだメンバーの名前すら覚えていない状態だったのですが、可愛いと目を付けていた「赤色担当の子」と伝えると「初見さんでしたら無料でチェキ撮れますよ」とチェキ券を一枚くれました。でもせっかくなのでアリスのサイン付きチェキ券も購入しました。

続いて、ごちゃすとの物販列に並び、同じように「赤色担当の子のサイン付きチェキ券」と伝えると、こちらは初見特典の無料写メ券を付けてくれました。

これらの券を持ってまずはKING∞RAGEのアリスのチェキ列に並びました。列に並んでる間も他のファンと話しているメンバーを観ることが出来、閉鎖された空間で行われるハロプロの個別イベントとは全く異なる雰囲気に、多少興奮気味だったのを覚えていますw

自分の番が回って来るとアリスが手招きしてくるので、恐る恐る近づくと

アリス:ありがと〜^_^
(チェキ撮影。以降アリスはチェキにサインを書きながら)
僕:初めましてです。
アリス:ありがとう。お名前は?
僕:◯◯(本名)です。
アリス:誰推しですか?
僕:今日はみーちゃんを観に来たんだけど、アリスさんが可愛かったので、チェキ撮りに来ました。
アリス:ありがと〜。アイドルのライブも初めて?
僕:普段はハロプロ現場が多いので、びっくりしましたw
アリス:www(KING∞RAGEのファン)濃いもんね〜w
僕:でもすごく楽しかったです!
アリス:良かった〜!
僕:でももうすぐ卒業するんですよね?(チェキ列並んでる間に調べた)
アリス:そうなの〜(T_T)
僕:じゃ、それまでにまたライブ観に来ますね!
アリス:ありがと〜!(握手)

だいたいこんなようなやり取りをしたと思います。普段ハロプロの個別握手会などでは緊張して話せませんが、比較的リラックスして会話ができた自分に驚いてたりしましたw

続けてもう一人気になっていた、ごちゃすとの赤担当のちーりんのチェキ列にこちらも同じように並びます。順番が回ってくると券をスタッフさんに渡して写メから撮影。その後チェキを撮影してすぐにトーク開始。

ちーりん:ありがとー!
僕:はじめまして。みーちゃんを観に来たんだけど、可愛かったのでチェキ撮りに来ました。
ちーりん:え、それはうれちーりん!離れ目が好きなの?
僕:違うw丸い顔が好きなのw
ちーりん:丸顔で良かった!推して〜!
僕:でも、今月末で活動休止するんだよね?(こちらも直前に調べた)
ちーりん:そう。でも、アイドルはまた続けると思う。
僕:そっか、じゃあまたライブ見に行くね。
ちーりん:ありがと。

というようなやり取りをしました。これが僕が地下アイドルと初チェキを撮った時の赤裸々な実録レポートです。握手やハイタッチなどのいわゆる接触はトークの最後にありますし、1分間あるので落ち着いて緊張することなく会話が出来て、握手会が苦手な僕でもリラックスできるのでとても助かります。

その後は最後にもう一度みーちゃんとチェキを撮り、ライブハウスを後にして僕のドキドキ地下アイドル初体験の1日は無事終了しましたが、この日の体験は僕のアイドルヲタク人生を大きく変えることとなり、7/31のごちゃすとの活動休止と、8/18のアリスとマリモのKING∞RAGE卒業まで、後悔しないように全力でヲタクしようと決めました。

ごちゃすと&KING∞RAGE編

この日以降、約1ヶ月間でごちゃすと出演のライブ4回とKING∞RAGE出演のライブに4回とイベントに1回参加する事になり、まさにズブズブと両脚が沼にはまっていった頃です。

ごちゃすとのライブは面白い、可愛い、クール、切ないとさまざまなテイストの歌詞をEDMに乗せて歌い踊るので、どの曲もとても盛り上がります。

個人的に好きな曲は

  1. LoveEmperor
  2. ビッグバンダッシュ
  3. サイバー挙手
  4. Party Queen

です。ラストライブでもこれらの曲はとても盛り上がって楽しかったです。

一方、当時のKING∞RAGEはアリス、マリモクレアメルカの4人からなるアイドルグループで、ポップな王道アイドル曲を歌う「KING」と、ハードなロックを歌う「RAGE」、そしてエモーショナルな曲を歌う「∞」の3つのテイストを持つアイドルでした。

アリスとマリモは3年弱のアイドル経験があり、JK1年のクレアはアイドル歴1年、JK2年のメルカは3ヶ月というアンバランスさがありながらも楽曲の格好良さが魅力でした。

特に好きな曲は

  1. DESTROY THE FUTURE
  2. どどど☆毒殺
  3. THE 脱
  4. キングレ環状線

です。

アリスとマリモの卒業ライブは、今後のKING∞RAGEを引き継ぐクレアとメルカを応援していこうと思えた、とてもエモいライブでした。最初に観た約1ヶ月前のあの日から全力で応援できて本当に良かったと思えました。

戦国アニマル極楽浄土編

そして、ごちゃすとの活動休止から約1ヶ月後にちーりんの戦国アニマル極楽浄土(略して戦極)」への加入が発表されました。

戦極は和風テイストのEDMを得意とする7人組のアイドルで、個性豊かなメンバーそれぞれに担当カラーと担当アニマルが設定されています。主催ライブではライブ中に寸劇が始まったり、曲中に落ちサビ争奪バトルを始めたりと、他のアイドルとはひと味違う演出にチャレンジしているちょうど結成1周年を迎えたばかりの楽しいグループです。

2020年2月には渋谷TSUTAYA O-WESTでのワンマン、2020年10月には渋谷O-EASTでのワンマンライブも決まっているこれからどんどんステップアップしていくところなので、今目を付けておくと古参ぶれるかもですw

12月に発売予定の新曲「灯籠遊び」のキャンペーン中でYouTubeのチャンネル登録者数1000人を目指しているので、良ければチャンネル登録お願いします。

ちーりんが正式加入する9/3の秋葉原のTwin Box GARAGEに行き、そこから戦極が主現場となり、その後の1ヶ月でライブに10回通いました。1ヶ月後にはオフ会にも参加して、メンバーともたくさんコミュニーケーション取れて、ちーりん以外の戦極のメンバーにも何とか顔と名前を覚えてもらえました。

そして先日、戦極を観に行った新木場コーストのギュウ農フェスでは、みーちゃんのツイートをRTして、僕を地下アイドルの沼にはめた張本人であり、昨年の飯窪春菜卒業コンサートで連番した20年来のアイドルヲタクの友達と、地下アイドルの現場で顔を合わせるにいたり、二人ともまさかの現場で顔を合わせた事に苦笑いしましたw

ここまでがハロヲタが地下アイドルに嵌った赤裸々な約半年間の記録です。実はこの間にも、アイドルを卒業したみーちゃんが関西コレクションのランウェイに立てるように毎日ミクチャの配信を見続けたり、京セラドームまで晴れ舞台を見に行ったり実に熱い半年間でした。

半年を振り返って

地下アイドルを知る前は

  • 地下アイドルはあんまり可愛くない
  • 地下アイドルのパフォーマンスはクオリティ低い
  • 地下アイドルの楽曲はイマイチ
  • 地下アイドルのヲタクは殺伐としてる

と思い込んでいましたが、実際には

  • 地下アイドルにも可愛い子結構いる。
  • 地下アイドルのパフォーマンスはピンキリ。
  • 地下アイドルの楽曲も超楽しい!
  • 地下アイドルのヲタクには優しい人多い。

と言う感じでした。

地下アイドルの対バンライブはだいたい持ち時間が15分〜20分なことが多く、その中で初見のヲタクの心を掴まなくてはいけないため、キャッチーな曲が多いので初めてでも楽しいです。(スルメ曲はワンマンライブなどで披露)

また地下アイドル現場には推しとコミュニケーションが取りやすいという圧倒的なSX(サービスエクスペリエンス:サービス体験)が存在します。ライブが頻繁に行われて、1000円払って推しとチェキを撮影し、さらに1分間お話ができる。

もちろんそこには行き過ぎた感情を持つファンもいるでしょうから、良いことばかりではありませんが、多くの健全に応援するファンからすると地上のアイドルでは得られない圧倒的な満足感があります。そして、個人的にはその際に同じCDを何枚も買うというストレスが伴わないというのが、何より素晴らしく感じます。モノ(CD)ではなくコト(体験)を提供してくれるのが地下アイドルです。

その昔、地下のライブハウスでライブをしていたPerfumeの現場にも顔を出していましたが、どんどんライブ会場が大きくなっていったその当時の喜びを再び味わえるかも知れないというワクワク感もあります。道重さゆみが卒業した後のモーニング娘。と一緒に横浜アリーナよりもすごい景色を見たいと願った時の感情ともよく似ています。

ただPerfumeはチケットが取りづらくなり、自然と離れていってしまったので、数年後にそういう風になって自分の心が離れていってしまう懸念はありますが、その時には推しとのツーショットチェキを周りに自慢しようと思いますw

最後に独断と偏見で地下アイドルの良いところと良くないところを挙げてみました。

良いところは

  • 見に行きたい時に見に行ける
  • CDをたくさん買わなくて済む
  • パフォーマンスを近くで見られる

良くないところは

  • 現場に行きすぎると出費が増えるw
  • 現場が多くて時間が足りないw
  • 推しと近すぎて勘違いしやすいw

などです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。これを読んで少しでも地下アイドルに興味がわいた方は、たくさんのアイドルが出演する対バンライブやアイドルフェスを見に行くことをオススメします。週末などには秋葉原で頻繁に開催されていて2000〜3000円+ドリンク代くらいで1日中楽しめます。

百聞は一見にしかずで、SNSの写真やYouTubeでは伝わらない魅力を味わえると思います。とはいえ、数多いるアイドルの中から推したいと思うグループやアイドルを見つけるのは簡単ではないかもしれません。

僕は奇跡的にも最初に見た地下アイドルが嵌るグループと推しになりましたが、50近くのグループのライブを観た今も、真っ先に出会ったちーりんとアリスの2人以上に推したいと思えるアイドルはまだ見つからないので、本当に奇跡的な出会いだったのだと感じています。

最後に、にわか地下アイドルヲタクが半年間で感じたことのまとめです。

  • 地下アイドルも可愛いし楽しい。
  • 地下アイドルのライブは「観る」より「参加する」

是非、思い込みを捨てて地下アイドル現場覗いて見てください。楽しいよ!